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【コラボレーション・スマホカバー】そのデザインが生まれるまで vol.1 ―京都・竹笹堂

【コラボレーション・スマホカバー】そのデザインが生まれるまで vol.1 ―京都・竹笹堂


「OneCover」は京都生まれのスマホカバー。いろいろなブランド・企業とコラボレーションしたスマホカバーも取り扱っています。コラボレーション商品のなかでも、とくに女性に人気の高い、京都・竹笹堂シリーズ。デザインの生みの親でもある6代目摺師・原田裕子さんにお話を聞きました。

竹笹堂 原田裕子さん

竹笹堂は、明治24年に創業した京版画の工房「竹中木版」が運営するお店。オリジナルの木版画を使った文具や雑貨、インテリアグッズなどを取り扱っています。

 

木版画とは、彫師(ほりし)によって絵や文様が彫られた版木(はんぎ)に、摺師(すりし)が絵の具をのせ、バレンを使って和紙に摺りこむ印刷手法のひとつ。浮世絵に象徴されるような鮮やかな色をくっきりと摺りこむ江戸版画に対して、やわらかで繊細な色使いやぽってりとした絵の具の量感を摺りで表現するのが京版画の特徴です。

竹笹堂 扇子

竹中木版では現在、4代目から6代目、3人の摺師と若い弟子が活躍していますが、原田さんは6代目。京都の大学で美術教育を専攻し、教材研究で訪れた「竹中木版」で木版画に魅了されたそうです。

竹笹堂 摺作業

竹笹堂との「OneCover」コラボレーション商品は、原田さんが毎年手がけている『京都手帖』(光村推古書院)用にデザインした図案からセレクトしました。どれも、温かみを感じるかわいらしいデザインです。

 

「かわいらしいとよく言われますが、私としては“おもしろみ”を意識しています。余計なものをできるだけとりのぞき、できるだけシンプルな形や色使い、版の掛け合わせでどこまで表現できるか、ですね」と原田さんは言います。

竹笹堂 スマホカバー

そして、2016年10月、OneCoverのスマホカバーラインアップに新しいデザインが追加されます。こちらも2017年版の『京都手帖』から。

竹笹堂 京都手帖2017

ねこじゃらし」(写真・右)は、大人っぽいシックな秋色をイメージしました。「木版画では金色だったところをOneCoverでは少しアレンジしてもらっています。同じ印刷職人なので、苦労されただろうなと、ありがたく思いました」。原田さんも満足の仕上がりです。

 

「このデザインは、案としてはもう何年も頭のなかにあったもの。雨に濡れて濃く輝く植物の緑色が大好きで、それをリズミカルに配置しました」と原田さんが話すのは「花の雨」(写真・奥)。「OneCover」の限られた画角よりもずっと広がりを感じるデザインです。

 

そして、ひときわ目を引くのが「金魚」(写真・手前)。「お祭の日に立ち並ぶ夜店のような、キッチュな色を使おうと思いました。普段、和を感じさせるような落ち着いた色調が多いので、ちょっとそこから出てみようかなと思って」。原田さんがこう話してくださいました。

竹笹堂 原田裕子さん

「スマートフォンは、ずっと身につけていますよね。相手に自分のカラーを印象付けるためには、ちょっとインパクトがあるくらいがちょうどいいのではないかと思います」と原田さん。モノトーンのコートに映えるようなスマホカバーを選んでみませんか。

竹笹堂 スマホカバー

 

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